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銀の鳥に幸せのトリガーを....【ワールドトリガー】

第10章 ついに来た!正式入隊日!


「ボーダー本部長 忍田真史だ。君たちの入隊を歓迎する。」
 
忍田の軽い挨拶が終わったあと、オリエンテーションを任されている嵐山隊がすばやくC級をそれぞれのポジションへと振り分けを始めた。
 
『スナイパーは佐鳥のところだね。一人で大丈夫?千佳』
 
「うん。平気。」
 
『よし。頑張ってね。遊真の訓練を見たらすぐにそっちに行くね。』
 
「うん。待ってるね。」
 
スナイパー組の訓練室に向かう千佳を見送り、
修と海影は遊真の付き添いとして遊真と行動を共にすることとなった。

「改めてアタッカー組とガンナー組を担当する。嵐山隊の嵐山准だ。」
 
振り分けを終え、人数の確認をした嵐山は挨拶にはいる。
 
「まずは入隊おめでとう。」
 
嵐山はそう言うと後ろの方に立っていた海影と遊真、そして修をみる。
視線に気づいた三人は手を振ったり、会釈をしたりとそれぞれの反応を示す。
 
「忍田本部長も言っていたが君たちは訓練生だ。B級昇格して正隊員にならなければ防衛任務には就けない。じゃあどうすれば正隊員になれるのか、最初にそれを説明する。」

嵐山はそう言うと隣にいた時枝共に簡単な説明を始めた。
内容はB級昇格の為の条件や手の甲にあるポイントなどの基本的な説明。
それを終えると、やっと訓練開始なのか、嵐山はC級と海影たち連れて別室へと案内を始めた。
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