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銀の鳥に幸せのトリガーを....【ワールドトリガー】

第16章 ガロプラと小さな傀儡



* * * *
その頃三輪と米屋と戦っていたコスケロは先程戦っていまた屋内から屋外まで追い詰められていた。

「(.....!ウェンがやれた.......)ミカゲが言う通り玄界は思ったより手強いな.....」

「!(ミカゲ!?)」

「お前に2つ訊いておくことがある。
1つは4年半前"こちら"の世界を攻めて住民を大量に殺しまわったのはお前たちの国か?それともお前たちが知る別の国か?」

「........」

「2つ目はさっき言ったミカゲというのは九十九海影のことか?黒髪に薄紫の瞳をした女だ。」

「......それは」

ザアッ!バチャ!!

「「!!」」

下に予め残しておいたニコキラが米屋と三輪を襲う。
不覚にも利き手を封じこめられた三輪と脚を封じられた米屋は苦い顔をする。

「下の部屋にドロドロを残してやがったのか.......」

「......それには答える必要はないけどひとつ忠告はしとくよ。戦いの最中におしゃべりは良くない。」

「《戦いの最中》.......?馬鹿を言うな。お前が"上"に出た時点でもう勝負はついている。」

「......!?」

三輪がそういった瞬間
コスケロの身体が遠隔斬撃により切り裂かれる。
咄嗟にトリオン反応があった場所へ視線を向けると風刃を持った迅がこちらを見ていた。
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