銀の鳥に幸せのトリガーを....【ワールドトリガー】
第16章 ガロプラと小さな傀儡
「【命中よ。ご苦労様。迅くん】」
「人使いが荒いねぇ。」
「(これは......アフトから報告があった遠隔斬撃......!だけどこの距離.....黒トリガーか......!会話で動きを止めたのは黒トリガーに狙わせるため.....!)やられたね。」
「目標確保。ネイバーを基地へ連行する。話は基地でゆっくり聞かせてもらおう。そのミカゲという人物のこともな。」
『......!(また仲間がやられた。次はコスケロか。)』
戦いながらそれを察知した海影は少しだけ冷や汗を流した。
「悪いけどおれが手伝えるのはのここまでだ。この戦いはもうあと数分で決着がつく。みんなにそう伝えといて。蓮さん」
「【わかったわ。】」
指示された蓮は即座に各部隊に迅の予知でもうすぐでこの戦いが終わることを伝える。
すると外で牽制していたボーダーが動いたのだ。
「......修たちは予定通りランク戦やれそうで良かったですね。」
「ああ。アイツらは今は1点でも欲しい状況だからな。試合が無くなれば上に追いつくのがさらに厳しくなるところだったが、もっともの遠征艇が破壊されればそれどころの話じゃなくなってくるが......」
「大丈夫でしょ。逆にあの4人でダメならどうしようもないですよ。特に海影先輩のサイドエフェクトがない状況なんですから。」
「まぁそういうことだな。俺たちは俺たちの仕事をするか。」
「はい。 」
「レイジ!京介!あと数分で終わりだとよ!ラストスパートだ。フルパワーで暴れて来い!」
「「了解 / 了解だ」」
諏訪の言葉に2人は撃つのを辞めると玉狛特有の個性に合わせて作られたトリガーを起動させた。