銀の鳥に幸せのトリガーを....【ワールドトリガー】
第16章 ガロプラと小さな傀儡
「レギー、ミカゲ。そろそろ作戦会議だ。集まってくれって隊長が言ってるよ。」
「わかった。すぐ行く。」
起き上がったレギーは呼びに来たラタとすれ違うようにして部屋を出ていく。
「この話、また今度な。」
『うん』
そう呟かれた言葉に了承すると、フッと笑ってレギーは部屋を後にした。
「随分と仲良くなりましたね。」
『レギーと話すの楽しい。懐かしくなる』
「.....」
『なんでだろうね。』
どこか懐かしさを覚えながらそう答えた海影はにっこりと笑い作戦室へと向かった。