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銀の鳥に幸せのトリガーを....【ワールドトリガー】

第15章 絶望の足音



「あーあ、結局ロドクルーンの奴らは不参加かよ!舐めやがって。」

『?それは...どういう、事?この任務は、ロドクルーンとガロプラ、両名合同任務。のはず。まさか、ロドクルーンは任務、放棄したんじゃ、ないんでしょうね?』

「いえ、今回の作戦は確かに貴方がの言う通り、本来は我々とロドクルーンの合同任務だったんです。しかし、おそらくこっちに回すほどの戦力が無いみたいで....代わりにトリオン兵を出すそうです。」

「結局犬じゃねぇか。」

レギーは忌々しそうにそういうと顔をしかめる。

『犬でも.....数が多ければ、弾除けくらいには役に立つ。それに撹乱には打って付け.....』

「弱けりゃ意味がねーんだよ。いっそアフトのラービットを使えりゃ楽なんだけどな。」

『ラービットを使えるのはアフトクラトルだけ.....』

「わかってるわ!冗談だっての。少しは頭使えよな。」

「いや、アイドラも出すそうだ。新トリガーもあるし安心だろ?」

「....俺あの新型嫌いなんだよな。」

『何故?』

「誰がテメェなんかに教えるかよバーカ。アフトの犬の癖に。」

『犬....では無いよ?だって人間の形してるし。』

「そういう意味じゃねぇ!これだからビーストトリガーの使い手は。冗談も通じねぇのかよ。」

そう言うと海影を忌々しそうに睨みつけたレギンデッツは階段を忌々しそうに降りていく。
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