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銀の鳥に幸せのトリガーを....【ワールドトリガー】

第4章 ボーダー本部


『迅さん。お待たせ。待った?』
 
「いいや。じゃあ行くか。」

海影が息を切らしながら本部の入り口にたどり着くと呑気にぼんち揚を食っている迅が目に入る。
そしてある程度海影の息が落ち着くと、二人は本部の中へと入った。
 
「あ!迅さんじゃん!」
 
「海影先輩が何でここに?」
 
「何で玉狛の人間がここに??」

本部に入ると色々な人がそれぞれの反応を示す。
喜ぶ者、げぇっ!と嫌な顔をする者、混乱する者そんな人々をすり抜けて二人は指定された場所に移動していると目の前に荷物を持った女性が見えた。
すると迅はトコトコと走り寄って、あろうことか女性のお尻を触ったのだ
 
「きゃああぁぁっ!」
 
「やぁ、沢村さん。今日もお美しい!」
 
( ≡3≡)✧キラリん!迅の顔が光る。
はぁー。海影は額を痛そうに押さえながら呆れたようにため息をつく。
 
「ちょっと迅くん!海影ちゃんも止めてよ!」
 
『ごめんなさい。沢村さん。』
 
ペコペコと沢村に謝りながら海影達は会議室の中に入ったのだった。
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