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銀の鳥に幸せのトリガーを....【ワールドトリガー】

第13章 残された心たち


修が運ばれた三門市立病院では傷つき生死をさまよった修が目覚め、誰もが安堵していた。
 
「修くん〜。目が覚めて良かった〜。」
 
「宇佐見先輩!?どうしたんですか?」
 
「ちょいとばかり寝不足でして。」
 
修が目覚めたと聞きつけ、徹夜明けだった宇佐美が修を見舞いに来る。
どこからどう見ても顔色が悪い。
それでもお見舞いに来た宇佐美は寝っていた修は戦果を知らないだろうからと、説明を始めた。
 

【特級戦功】報奨金150万円+1500P
三輪秀次 ラービット撃破数1
空閑遊真 ラービット撃破数3
太刀川慶 ラービット撃破数11
天羽月彦 ラービット撃破数3
九十九海影 ラービット撃破数7
 
【一般戦功】報奨金80万円+800P
三雲修 ラービット撃破数3
東春秋
出水公平
米屋陽介
緑川駿
風間隊 ラービット撃破数4
迅悠一
小南桐絵 ラービット撃破数4
嵐山隊 ラービット撃破数5
 
【二級戦功】報奨金30万円+350P
木崎レイジ
烏丸京介
スナイパー組
B級の各隊

それぞれの戦果と評価をあげられる中、修は自分がいることに驚きの声を上げた。
まさか自分が入っているとは思わなかったのだろう。
 
「僕もですか!!?」
 
「当然の評価じゃない?相手の撤退の決めてになったわけだし。」
 
「(それは僕じゃなくて.....レプリカと海影先輩の....海影先輩!?そう言えば海影先輩あの後どうなったんだろう。)

......あ、あのっ。宇佐見先輩。海影先輩は?海影先輩は無事ですよね!?」
 
修の質問にさっきまで笑っていたはずの宇佐美の表情が一瞬にして暗くなる。
その顔を見て修は一物の不安を抱いた
まさかと...
そして、宇佐美が耐えられなくなり、俯くとスカートを握りしめて静かに口を開いた。
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