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銀の鳥に幸せのトリガーを....【ワールドトリガー】

第12章 大規模侵攻


「目標補足」
 
「(ワープ使い!!)」
 
海影と修はその場からすぐさま走り去った。
そして民家に逃げ込む。
 
「思ったより手こずりそうだ。ミラ、そっちはどうなっている?」
 
「間もなく目標2体を捕らえます。問題ありません。」
 
「よし。俺もそちらへ向かう。金の雛鳥と銀の鳥を捕らえ次第船で離脱する。」
 
「承知致しました。」
 
『嘘。ハイレインがこっちに来る。』
 
「まずいな。」
 
会話を読み取った海影は焦る。
海影の呟きを聞いたレプリカさえも焦るほど事態は緊迫した状況へと進行していたのだった。
 
『庭を抜けるよ。少し開けた場所に出る注意して!』
 
「心得た」
 
「了解!」
 
庭を抜けた瞬間
下から真っ黒な穴が現れた。ワープ門だ。
そしてその中からミラが現れた。

「あきらめなさい。悪あがきは好きじゃないの。」
 
「(ワープが正確すぎる。これは....)マーカーか!」
 
「気づくのが遅かったようね。」
 
「....いや、そうでも無いようだ。」
 
『赤月!!』
 
そう叫ぶと10本のブレードが一斉にミラに飛んで行き、すごい勢いでミラを切りつけていく。
 
「くっ。」
 
【ミカゲ。もうすぐ私が作ったラービットが来る。それまで持ちこたえてくれ。】
 
『了解。レプリカ。』
 
レプリカは秘匿通信で海影に指示をする。
ラービットが来るまで海影はひたすら時間稼ぎに徹していた。
 
バキンッ!
 
攻撃をしようとしたブレードが何本がミラに近づいた瞬間
門が開き、通り抜ける前に門を閉じられ破壊された。
それでも海影の攻撃は止まず、ミラは左腕と右足を切り落とされたことにより焦りを覚え始めていた時だ。
 
ドオンっ!
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