銀の鳥に幸せのトリガーを....【ワールドトリガー】
第12章 大規模侵攻
「硬っ。つくもん先輩が言う通りじゃん。
なにこいつ」
「ウワサの新型だろ。ウジャウジャいんなー」
『うわぁ。大忙しじゃん。』
「緑川!!米屋先輩!!海影先輩!!」
「三雲先輩。おまたせっす。」
『やっほー!修。
遊真はブラックトリガーと交戦中?』
「マジか!いいなー!」
再度構えの体制を取り、修たちを背に庇いながら3人は今の現情を理解していく。
「よー京介。先輩が助太刀してやるぜ。泣いて感謝しろよ。」
「泣かないすけど感謝しますよ。C級を基地まで逃がします。
迅さんの指示です。敵を引き付けてください。」
「迅さん!?」
『こら、緑川くん。敵から目線を外さない!』
「はーい!」
「了解。アステロイド」
アステロイドを展開すると出水は少しずつ弾を撃ちながら新型を誘導してく。
「そーら。こっちだついて来い!」
「(シューター.....!
あれがトップクラスのシューター.....!
僕の何倍あるんだ.....!?)」
『修。今は見とれない。そっちにも抜けてくるよ!』
「気を抜くな修!まだ数で負けてる!
4人が足止めしてくれても何匹かは抜けてくるぞ。」
「は、はい!」
京介の言う通り、三体が海影達の隙を見てC級へと襲いかかる。
海影はそれを見て今相手いている新型を排除するとすぐに助けに向かった。
「アステロイド!」
『メテオラ + バイパー
トマホーク!』
修と海影の声が重なる。
すると修と千佳の弾は出水が戦っている2体の撃ち奥の新型に、海影の容赦のない最大火力の弾は手前のもう一体へと飛んで行った。
どちらとも新型を粉々に破壊したのだ。