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銀の鳥に幸せのトリガーを....【ワールドトリガー】

第12章 大規模侵攻


「みんな。よくやった。だが、まだ終わってない。
B級合同部隊は南部地区の防衛に戻るぞ!」
 
「了解!」
 
「出水。お前たちはどうする?」
 
「逃げてるC級のサポートに行こうかなーと。
今フリーなの俺らだけみたいなんで。」
 
「そうか。わかった。海影もか?」
 
『そうですね。奴ら千佳を捕らえることを
第1目標にしてるみたいなんで。
それに...』

「?」

『どうやら私も狙いの1人になっちゃったみたいで...ここにいると少し危ないみたいです。』
 
海影はランバネインにサイドエフェクトを使って次々と情報を読み取りながらそう答える。

「わかった。助かったよ。4人とも今度なんかメシ奢らせろ。」
 
「「「ラッキー。じゃあ焼肉で」」」
 
『.....はい。』
 
喜ぶ3人を他所に海影だけは少し寂しそうな笑顔で答えた。
だが、それは誰も気づくことはなかった。
まさか海影にこと後あんなことが起こるとはだれも
予期していなかったからだ。
 
「じゃあ移動するぞ。」
 
出水の指示で海影達はいっせいに修がいる場所へと走り始めた。
その間も海影はずっとサイドエフェクトでずっと探りを入れていると
 
【海影ちゃん!】
 
『栞ちゃん。どうしたの?』
 
「レイジさんがベイルアウトした。」
 
『はぁ!?』
 
「うお!どうした海影!?」
 
『公平!ちょっと止まって!』
 
あまりの衝撃に海影はつい大きな声を出して立ち止まった。
それを見て出水たちも驚いて停止し、何事だ?と慌てふためく3人を宥める。
 
「それでね、敵のブラックトリガーの情報が欲しいの。今レイジさんが解析してるけど、厳しいみたい。」
 
『わかった。栞ちゃん。
今すぐそいつに関する情報全部送って。』
 
「わかった。俺が送ろう。」
 
そう言って通信に入ってきたのは今現在解析してるはずのレイジだった。
 
「レプリカが言うには
あれはオルガノンというらしい。」
 
そこから始まり次々と海影に情報が送られていく。
海影はそれ全てに目を通しサイドエフェクトを展開させると1つの答えにたどり着いた。
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