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銀の鳥に幸せのトリガーを....【ワールドトリガー】

第12章 大規模侵攻


「おっ!九十九じゃん。」
 
「つくもん先輩!お疲れさま!」 

「よー海影。戦況どうなってる?」
 
海影の後ろから3人の聞き覚えのある声が聞こえた。
振り返らずともわかるあのA級三馬鹿の声だ。
 
『数分前から変わんないずっと我慢比べ状態だよ。火力差が大きいからね。』
 
「いや、お前と人型のサシなら人型が吹っ飛ぶだろ...」

『無理だった...予想以上にガードが硬すぎる。』

「よねやん先輩どうすんの?本部長は玉狛を援護しろって言ってるよ」

「どーすっかなー。
もうこっち来ちまったもんなー。」
 
『倒しといた方がいいよ。』

「なんで?」

『あいつこのまま私達が攻撃しなかったら
ヴィザ翁?って人に加勢しに行くみたいだし、あいつを倒せば未来が多分だけど動く。』
 
「ならここで倒しとく方がいいだろう。」
 
海影の言葉に出水は人型を見下ろしながら言った。
 
「だよな賛成。」
 
『私も公平に賛成〜』
 
「柚宇さん。柚宇さん。ヤツの情報ちょうだい。
米屋と緑川の分も」
 
出水達は柚宇から送って貰った戦闘記録を見てなんとも言えない表情を浮かべる。
それもそうだ実際目の前で見ていた海影が人型の脅威を1番よくわかっていた。

「ゴツいのに意外と射撃系じゃん。いずみん先輩と同じタイプだ。」
 
「弾バカ族だな。」
 
『公平と同類かぁ。』
 
「誰が弾バカだ槍バカ。おい。海影あとで覚えとけよ。
 
東さん。出水です。米屋と緑川、それに海影も一緒です。角付きとやるんでサポートお願いします。」
 
「わかった。相手の射撃トリガーは機能性が段違いだ。射程、威力、弾速、速射性も高い。
撃ち合うなら足を止めるなよ。火力勝負になると厳しいぞ。」
 
「だいじょうぶです。弾除けが3個あるんで」
 
「「『おいこら』」」
 
「敵はイーグレットを止めるレベルのシールドを持ってる。ブレードでも防がれるかも知れない。単発で崩すのは難しいぞ。」
 
「荒船さん。了解です。」
 
『アイツ、メテオラでも止めるよ。手加減していたとはいえ、私のでひびってところだった。』
 
「マジか.....」
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