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銀の鳥に幸せのトリガーを....【ワールドトリガー】

第12章 大規模侵攻


────「狙いはC級隊員です!」
 
海影のサイドエフェクトが当たった瞬間だった。
「盲点だった。まさかC級が狙いだったとは」と誰もがそう思い、頭を悩ませた。
だが、忍田だけは違った。
 
「わかった。あと少し凌いでくれ。海影の報告を受けてボーダー最強の部隊が既にそちらに向かっている!」

忍田は自信満々にそして冷静にそう言った。
ボーダー最強の部隊.....
つまり、玉狛第一のことだ。
海影はそれを聞いて少し安堵したように胸を撫で下ろすと再び止めていた足を動かし、東隊と他のB級の合流のため走り出した。
 
「海影は引き続き新型の討伐に当たってくれ!」
 
『了解!!......東さんシノさんの命令通り新型を殲滅しつつB級の合流を急がせます。急ぎましょう。迅の言う最大の分岐まで時間がありません。他のB級と合流する間護衛します。』
 
「了解だ。」
 
3人は頷くと合流のため走り始めた。
行くとこ行くとこにトリオン兵、新型、新型の色違いなど数えるのが嫌になるほどのネイバーを倒して行き、途中で鈴鳴第一のスナイパー別役太一と合流した。
この時には既に数えるのが面倒なほどのネイバーを倒していた。  
トリオンはまだ余裕があるが、いつ来るか分からない人型に取っておきたい。
そう考えた時だった。
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