• テキストサイズ

銀の鳥に幸せのトリガーを....【ワールドトリガー】

第12章 大規模侵攻


────ドオオン!!
 
海影の前に突如として現れた、一匹の見たことも無いトリオン兵が海影を襲う。
 
『ぐっ.....!!』
 
咄嗟にスコーピオンで受け太刀をすると、反動に押され海影は壁へと叩きつけられ、数メートル先へと飛ばされてしまった。
 
───ドゴンッ!
 
『はあ?何あれ!!....ってあれ?諏訪隊!?』
 
「海影ちゃん!?」
 
「み....かげ、先輩。」
 
数メートル飛ばされた海影が瓦礫から這い上がると目の前には諏訪ひとりがかけた諏訪隊が立っていた。
どうやら、目的地まで飛ばされたらしい。
目的地まで飛ばしてくれてありがたいような、攻撃をされてイラつくような複雑な気持ちが心中で渦巻く。
海影の後を追って来た新型は諏訪達のほうに元々いた新型と合流するとその蛍光色のギラギラとした目で海影達見て、臨戦態勢を取っていた。
 
『シノさん!こちら九十九。見たことないトリオン兵を確認!!恐らく新型。至急各隊に警戒を促して。このトリオン兵、B級じゃ絶対無理逆に狩られる!!
なるべくB級は合流するように促して。』 
 
【既に東くんから、報告を受けている!隊員を捕らえる動きがある。十分に気をつけろ!】
 
海影よりも先に東から報告を受けていた忍田は単独で新型を相手取る海影に注意を促す。
するとその時だった。
/ 245ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp