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短編集●色んなキャラと365のお題

第32章 手袋代わりに僕の手を 東リベ 松野千冬 ほのぼの




「??」

ワケが分からず、千冬の顔を見つめていると
パッと手を握られる。


「手袋代わりに俺の手つかえば、
いいだろ?」



突然の出来事に、あ、とかう、とか
変な返事しかできずに慌てていると

「、顔、真っ赤じゃん。」

千冬はクスクスと笑った。



「だって、びっくりして。」
 
じゃあ、離すかって
千冬が手を離そうとするから
せっかく繋いだ手を離されたくなくて
ギュッと握り返す。


「・・ヤダ。このままがいい。」

少し驚いた顔をした千冬が優しく笑って頷いた。


「ワガママなヤツだな。」

「千冬のせいだし。」

そんなことを言い合いながら
他愛もない話をして学校に向かう。



なんの話をしたか覚えてないくらいに
緊張したのははじめてだった。



学校が見えてくると、
千冬はパッと手を離す。




それが寂しいと思ったのは
まだ、千冬には秘密。



「千冬、ありがとう。」

千冬は耳まで赤くして、おぅと頷いた。




明日の朝も
手袋が見つからなかったフリをしたら、
千冬はどんな顔をするのかな。





fin

あとがき。

ご無沙汰してしまいました。
ようやく、千冬のお話書けました。
千冬は爽やかめなお話が似合いそうな気がします。
偽千冬感ありますが楽しく書けました。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

2022.06.27 朱華
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