第31章 頑張ったね 東リベ 半間修二 切なめ
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私たちは寂しさを
誤魔化すように肌を合わせる。
それは
いつ頃からだったのかも思い出せない。
隣でスヤスヤ眠る彼の頭を抱きしめた。
「修二、がんばったね。」
何かは、わからないし、
聞くつもりもないけれど、
彼はがんばったんだと思う。
なんとなくだけれど、そう思ったのは
彼がひどく疲れた顔をしていたから。
がんばった修二の手には
何か残ったんだろうか?
それとも
何も残さないまま、
どこかへいってしまうのだろうか?
何一つわからないのに、涙が止まらなかった。
「ったく、俺の頭、抱えて泣くなよなぁ。」
目が覚めた修二は、顔を上げて
呆れながら荒々しく私の涙を拭う。
「ごめ、泣きたいのは・・しゅじ、なのに・・・」
「バーカ。泣かねぇし。」
いつのまにか、彼に抱きしめられていて、
私はガマンできずに泣きじゃくった。
修二は文句も言わず、私の頭を撫で、
身体中にキスを落とす。
その手が唇が体温が心地よくて
いつのまにか、私は眠りに落ちていた。