第3章 心理テストをしてみました 弱ペダ 鳴子 ほのぼの
届くといいな。
3.心理テストをしてみました
「鳴子くん、左手見せて。」
昼休みに突然、そんなことを言われた鳴子は
「ええけど。どないしたん?」
に左手を差し出した。
がキュッと薬指を握る。
「?」
うん、と頷いた彼女は
指から手を離してニッコリ笑った。
「後で、心理テストしない?」
「え?今やのうて?」
鳴子が首を傾げる。
「うん。放課後に!」
そういい自分の席に戻っていった。
なんや よぉわからんやつや。
でもまあ 嬉しそうやったからええか。
鳴子は手にしたシャーペンで
グルグルとノートに円を書いた。
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放課後になり誰もいなくなった教室で
「鳴子くん。心理テストしよ。」
が鳴子のところまでやってきて
隣の席に座る。
「ええで。」
と向かい合うように座った鳴子に
彼女は左手を広げて
「私のことを考えながら
指を1本直感で選んでください。」
鳴子がジッとを見て
「これやな。」
選んだのは小指。