第25章 意外と純情 東リベ 三途春千夜 甘々(ちょいエロ)
どうか、これからも傍にいて。
25.意外と純情
真夜中、部屋のチャイムが鳴った。
この家に来るのは1人しかいない。
眠い目を擦りながらドアを開けると
「ハルっ・・」
全てを言い終わる前に
ギュッと力強く抱きしめられ、
深く口付けされる。
「っ・・ちょ・・ハ、ル・・・」
息をするヒマもなく、
何度も何度も角度を変えて繰り返され、
私が倒れそうになる寸前に
ようやく唇は離れていった。
すでに自分で立てなくなっている私を
ハルは、いとも簡単に抱き上げて
ベットルームに向かう。
ベットにヒョイと落とされた私の上には、
ハルの綺麗な顔。
先ほどの続きを始めようとドンドン近づいてくる。
「。」
甘く、優しく彼が私の名前を呼んだ。
「ハル、ちょっ、待って。」
彼の口に手で蓋をする。
「待てねぇ。」
「ひゃっ!」
チロリと指を舐められた拍子に
私の両手はいつの間にか、
頭の上で彼の手にまとめられていたが、
優しい彼は少し時間をくれた。
「んだよ?」
「ふふ。ハル、おかえりなさい。」
「うるせぇ、笑ってんじゃネェよ。」
そして、また彼は私に深く口付けた。
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「ん、、、」
目を覚ますと、ハルが隣で水を飲んでいた。
なんとなく視線を外せずに見上げていると
彼の顔が近づいて、冷たい水が流し込まれる。
何度か繰り返されて、飲みきれなかった水が
口から少しこぼれ落ちた。
「ふぁ・・・」
離れていく唇が少し寂しい。
「んな、顔すんな。」
チュッと、可愛い音を立てて唇にキスを落とされ、
わりと乱暴に口の端からこぼれた水を拭われた。