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短編集●色んなキャラと365のお題

第21章 バニースーツ アイナナ 千 甘々




「、おいで。」

ソファに腰かけた千が手招きすると
はおずおずと彼の隣に座る。

「ゆき、、ごめんなさい。」

俯いてキュッと自分の手を握りしめている
の頭をポンと撫でた。


「は何か悪い事をしたの?」


千が彼女の頬に手を添えて
自分と目が合うように上を向かせると

「ゆきに迷惑かけてるし。
衣装なのに着たくないなんて
ダメなのはわかってるの。」

はポツリと呟く。



「うん、そうだね。」

頷いた千が、そうだ。と笑みを浮かべた。


「僕が着替えさせてあげようか?」

今にも溢れ落ちそうだったの涙が
一気に引っ込む。

「ばっ、バカじゃないの?!」

頬を染めたはバシバシと千を叩いた。


「そう?いい案だと思うんだけど。」

悪びれもなく千は彼女の服に手をかける。


「ちょ、、ちょっと待ってー!」

頬を染めたが千の手を掴む。



「じゃあ、自分で着替えられるよね?」

彼の言葉にの手がピタッと止まった。


ハメられた。


心の中で毒ついたが千を見上げると
ニッコリ笑った彼と目が合う。

「えっと、ここで着替えるの?」

「もちろん。僕が一番最初に見なくちゃ。」

そう言いながら
楽屋内に設置されているカーテンの向こうに
を連れて行き彼女に衣装を渡した。




カーテンから顔だけ出したが
千に念を押す。


「絶対、開けちゃダメだよ!」

そう、先程から何度も言っている。


「そんなに何度も
言わなくてもわかってるよ。」


千が少し不貞腐れながらソファに座り直す。


昨晩、徹夜した疲れからか、
座った直後、千はすぅすぅと寝息を立てはじめた。



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