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短編集●色んなキャラと365のお題

第18章 手伝って 弱ペダ 新開隼人 片思い




ただ 1番近くにいられるだけでよかった。


18.手伝って


彼女の視線の先にいるのは俺の古くからの友人で
彼女は彼に夢中で俺の視線には
これっぽっちも気づかない。


「。」
「おかえり、新開くん。」

外練から帰ってきた俺は
部員のタイムを記録ノートにメモしていた
に声をかける。


「手伝ってやろうか?」


突拍子もない俺の言葉にが
考えを巡らせてから言った。



「? 大丈夫だよ。書いてるだけだし。」
「そうじゃないよ。」

思わず、苦笑いが漏れる。



彼女は不思議そうに俺を見つめた。


「好きなんだろ?」

寿一を指差しながらそう尋ねると
が恥ずかしそうにはにかむ。


「バレてたの?」




寿一はずるいな。

物理的に俺のほうが彼女と距離が近いのに
彼女の顔が見たことのない表情になるのは
寿一の話のときだけ。




「気づいてるのは、俺くらいかな?」


安心したように息を漏らしたは
「秘密ね?」と優しく笑った。




もしかしたら
君は わかっていたのかもしれない




の気持ちを利用して
近づこうとしていたことが。


俺のズルさが。





fin

あとがき。

新開くんとマネージャーヒロインちゃん。
少し短め、になってしまいました。
爽やかに甘酸っぱい感じが出せてたらいいなと思ってます。

前野さん結婚記念と思っていたのに
相手は新開くんになったので
次回こそ、福富くん夢書きたいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

2020.05.18 朱華
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