第15章 嫉妬 弱ペダ 荒北靖友 ほのぼの
気になっている事がある
15.嫉妬
「どうぞ、寿一先輩。」
「ありがとう。」
が福富にボトルを渡し、
「隼人先輩、パワーバーありますか?」
「1本くれるか?」
新開にパワーバーを渡した。
「尽八先輩、おつかれさまです。」
「すまんね。」
外練から戻った東堂にタオルを渡し、
は荒北の方に向かってくる。
「荒北先輩!おつかれさまです。」
荒北がタオルを受け取りながら
ジッと彼女を見つめた。
俺はこのモヤモヤの正体が
分からずにいた。
なんだ、この感覚。
「荒北先輩?」
は不思議そうに首を傾げる。
「チャンさぁ、、」
何かを言いかけてやっぱイイわ。
と荒北はその場を離れた。
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「荒北先輩、お昼一緒に食べていいですか?」
パンの袋を持っていた荒北の隣に
やってきたは
ちょこんと彼の隣に座る。
「まだ、いいって言ってないんだケド?」
「あ!すみません。」
立ち上がろうとしたの手を握って
冗談だよ、と荒北がニヤリと笑った。
「チャン、、」
「はい?」
は荒北を見つめる。
「、、弁当、自分で作ってんの?」
「はい。でも、意外と簡単ですよ。」
パクッとミニトマトを食べなから彼女が笑った。
「フーン。」
彩り豊かなお弁当を見ながら荒北は
焼きそばパンをかじる。
「荒北先輩?」
ジーッと自分を見つめる荒北の視線を
不思議に思ったが彼の名前を呼んだ。
「ダァあああ!クッソ!らしくネェ!!」
そう叫びながら、立ち上がった荒北は
座り直しての肩を掴む。
「どど、どうしたんですか、荒北先輩?」
彼女は持っていたお弁当を床に置き
目をパチクリさせた。