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短編集●色んなキャラと365のお題

第14章 何で謝るの? 弱ペダ 新開隼人 ほのぼの




「告白の返事です。」
の一言でようやく理解ができた。
たしかに俺は、ごめんと言っていた気がする。



「自分の思いは届かなくでも
好きな人にはありがとうって言われたいです。」



言ってることがめちゃくちゃすぎて
理解が追いつかない。


「、、断るのに、ありがとうはおかしくないか?」


「言い方の問題です。い、い、か、た。」
が俺の顔の前で人差し指を左右に振った。




「先輩、立って。」
彼女に手を掴まれて立ち上がる。

ニッコリ微笑んだは握った手を離すと
俺を見上げ、ジッと俺の目を見つめた。



「隼人先輩、、」
少し視線をずらし、また俺を見る。

「、、私、、隼人先輩の事が好きです、、
付き合って、もらえませんか?」



きっとそれは
俺のためのウソだろうと
分かっていたけれど。


今しかないと思ったんだ。


「、、、」

なんとか、言葉を考えて紡ぐ。

「ありがとう、、気持ちは嬉しいよ。
でも、今は勉強に集中したいんだ。
だから、、、」


の手首を握って抱き寄せると


「受験終わったら、俺から告わせて。」


彼女は驚いて俺を見上げる。


「もう!練習にならないじゃないですか!」
が頬を膨らませる。


ウソでも 嬉しかったから


ウソでも
おめさんからの告白を断るなんて
考えられないさ



「返事、聞かせて。」

の頬に手を添える。


「受験終わるまでですよ。
、、それ以上は待ちませんから。」

そう言い終わると
彼女が満面の笑みで俺に腕を回した。



「あ、そうだ!
次、告白されたらこう答えてくださいね?


彼女がいるんだ。


って。」


はニッコリ笑った。





fin

あとがき。

年下ヒロインとモテモテ新開くん。
福富妹って、なかなかキャラ濃そうな気がします。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

2020.03.28 朱華
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