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短編集●色んなキャラと365のお題

第6章 エッチな本見つけた 弱ペダ 福富寿一 甘





こんなのがいいのか。


6.エッチな本見つけた


健全な男子たるもの、
エロ本の10冊や20冊持っていてもおかしくない。

と、誰かが言っていた。


しかし、まさか自分の彼氏が見ている
エロ本を目の当たりにするとは思わなかった。



彼に許可を得て部屋に入り
参考書を探していたところ、
白いビキニを着たお姉さんが
胸を強調して写っている雑誌が
バサっと落ちて来た。


たしかに胸は大きいに
越した事はないのだろう。


しかし、自分の彼氏が見ているエロ本ほど
知りたくないものはない。
ましてや自分とは
正反対な体つきの女性だった場合。



「これ、どうしよっかな。」

まるで自分の息子のエロ本を
見つけた母親の気分だ。



---



自室のドアを開けると
が1冊の本を手に持ち、
固まっていた。

参考書にしては薄い気もするが


「。参考書は見つかったか?」


アレはなんだ?



「あ、寿一、おかえり。」

がぎこちなく笑う。



「何を持っているんだ?」

彼女が手に持っていた本を見て
ふと、先日、荒北が部屋に来て
なんだかんだと言いながら
置いていった雑誌があった事を思い出した。



「先に行っておくが、俺のものではない。
先日、荒北が、忘れていったものだ。」


荒北が、を強調しておく。

決して俺のものではない。

お世話にもなっていない。



「ああ、荒北くん。」

ポソッと彼女の声が聞こえた。



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