第3章 キャンプ。
新しい仲間も増えて、親睦を深めるためにもキャンプをしようとアルたちはテントを立てる。
アルはボールからヒバニー、ココガラ、ワンパチを出してテントを建てるのを手伝ってもらった。
ヒバニーとワンパチは道具を持ってきたり、支えてくれたりとしている中、ココガラは少し離れて様子を見ている。
テントも立て終わりヒバニーたちは追いかけっこを始めた。
アルはココガラが心配になり、どうしたの?と声をかける。
ココガラはアルの方をチラリと見てるも、地面を突いたりして近寄る様子はない。
そんなココガラに私たちのことが嫌いなのかな?と尋ねると、ココガラはびくっとして、首を横に振った。
『嫌いってわけじゃないのか』
アルが良かったと笑いかければ、ココガラは少しずつ近くに寄ってきて、小さくガーと鳴いた。
アルはもしかして、人見知りな子なのかなと思い尋ねると、またびくっとしてうなずいた。
『そっかー。私もそういうところあるから分かるよ。でも今は1人じゃないから心配しなくていいんだよ』
そう言ってアルが優しくココガラを撫でれば、今度は嬉しそうにガー!と鳴いた。
アルはカレーを作るから遊んでおいでとココガラに声をかければ、ヒバニーたちが誘いに来て、3匹の追いかけっこが始まる。
仲良く飛び回る姿にアルは良かったと思いながら、カレーの準備を進めた。
『わー!技を使うのは危ないからダメー!』
「ヒバー!」
「ワウ!」
「ガー!」
元気な声が辺りには響いていたそうだ。