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君ありて幸福【鬼滅の刃/現パロ】

第5章 俺は好きな女が手放せない件について







「……何となく不死川弟に似てんなぁ。
気のせいか?……んー派手に微妙な所だな。」





はいつもそうやって探る俺に
唇を尖らせて”天元にはバレるから恥ずかしい”
なんて可愛いこと言うものだがら余計に
俺はそれが辞められない。


今回の絵は多分恐らくだが”不死川の弟”が
モデルなのだと思うが、俺の聞いてる限り
そのモデルに対してマイナスな発言を
聞いたことは1度もないため何とも悩ましい。


どうにか不安と不死川の弟を繋ぎ合わせようと
思考を巡らせていると”可愛い絵”が目に入って
俺はうっかりその思考を手放してしまった。







「……どこに飾るかなぁ…。
派手にいつも見えるとこがいいな。」






その花の絵は可愛らしいがほんのり色っぽくて
まるで本人の様に俺には見える。

俺の言ったことを覚えてくれていて
俺が好きそうな俺の喜ぶ事をピタリと当てる
は本当に優しいんだと思う。


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