• テキストサイズ

君ありて幸福【鬼滅の刃/現パロ】

第5章 俺は好きな女が手放せない件について


□俺は好きな女が手放せない件について






「(またか。いつ腕から落ちるんだろう。)」






何でかコイツは俺が起きるといつも腕から降りて
丁度脇の辺りにスッポリと収まっている。

しっかり抱きしめて寝ているつもりなのだが
毎度毎度そうなるので
俺はそれが派手に不思議で仕方ない。






「(…そろそろこの関係に
見切りつけられんのかなぁ……。)」




絶対に”好き”とは言ってくれないに
俺はだいたい4年くらい、好きをひたすら
伝え続けているのだが、特に最近それを伝えると
少し苦しそうな表情をするので少し我慢している。


可愛い寝顔を楽しんでから、
俺は確認したいことがあるのでそっと
布団から起き上がって本棚へと向かった。







「良くもまぁ。参考書だらけじゃねぇか。
可愛らしい本がマジで1つもねぇ………。」







本はギッチリ行儀よく詰まっているが
その殆どが参考書。そして小難しい文献。

きっとソレに全て目を通しているであろう
は本当に努力家で自分を高める事に
ストイックだと俺は単純に尊敬している。



/ 290ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp