第13章 皆でお出かけする事にした件について
「じゃあ、鎌倉でも行くかァ。
流石に入れねェけど海も見れんだろォ。」
「お、それなら良いなっ!!時間もまだ早いし
1回の家寄って車で行こうぜっっ!!」
「天元、不死川先生!!
ありがとうございますっ!!
玄弥も!!!ありがとうっ!!!」
天元も同意してくれて、念願の海に行けることになった私は思わず声を上げてお礼を言うと不死川先生が顔を逸らしてボソボソ言い訳をした。
「…べ…別に…時間があるだけだァ…。」
ツンデレ。とはまさにこの事を言うんだろう。
私は、彼の真っ赤な顔に最早感動すら覚えている。
「兄ちゃん…顔めっちゃ赤いけど。」
「不死川、お前もロリコンの仲間入りだな。
……派手にいいぞ、童顔ロリ巨乳。」
「……流石兄弟。その顔そっくりですね…。」
「…………う”…。」
本当に玄弥そっくりな赤面を3人で眺め茶化していると、一瞬唸った後、不死川先生は叫び声を上げた。
「うるせェっ!!行くんだろッッ!!
とっとと、流しに食器つけてこいよっっ!!」
流しに食器をつけてこい。なんて可愛い命令をしてからリンゴみたいな不死川先生は毛玉君を抱き上げて乱暴に自分の部屋へに入っていった。