• テキストサイズ

君ありて幸福【鬼滅の刃/現パロ】

第12章 それぞれが自覚した件について。









【 4年近くへの片思いを拗らせた
昨日の記憶が全くない美術教師の場合。】





「(アイツら2人派手に変な顔してたな……。)」





少し熱めのお湯を頭からかぶりながら
今朝の不死川との顔を思い出した。


明らかに何かあっただろ、あの顔。

そして俺は本当に何も覚えてないんだが
とりあえずなんで不死川家にいるんだろうか。

不死川弟の様子的に明らかにバレてるし
俺は一体何をしたんだ…。

確実に後でに怒られるのは分かる。


ついでにめちゃくちゃ腹が減ったから
多分だいぶ昨日は……まあ、呑んだんだろうなぁ。








「(覚えてねぇけど……何かあったんだろうな。)」






なんか不味いです!!!って顔で
頭を抱えていた2人は本当に分かりやすくて
酔ってサラサラ記憶がない俺でも
確実に何かあったことは簡単に予測できる。









「……酔うとくそ可愛いかんなぁ。
………不死川…自覚した感じか?今更だろ。」







そもそも、あんだけが!
まだなんかあるはずだ!なんて執着してたし。

嫌いだ何だ言いながら今も追い返さないで
朝食俺たちのも作れなんて言って
何となく機嫌良さげなんだ…気持ちは確定だろ。



そもそもテスト問題だって妙に力入れて
ずーっと作っていたし…不死川に関しては
そもそも”自覚した。”面では本当に今更だが

その自覚と酔っ払いの可愛いが
かち合ったら…まあ、俺的には最悪なわけだ。


オマケには多分…ダメと言われたら
意地になるから不死川が理性を働かせた場合
めちゃくちゃ最悪な事になるわけだ。俺的に。


のアレに勝てないのは
俺が多分世界で1番よく知ってるからな…。



/ 290ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp