第12章 それぞれが自覚した件について。
「(………けど何なんだろうな。
なんか…めちゃくちゃしっくり来たんだよなァ。)」
やたらとしっくりくる。
今までの自分の異様な執着心もそうだし
嫌味まじりのお節介も昨日の行動も
オマケにキスした時のあの感覚も
結果、に落ちた。と思うと
しっくりくるし、身体の方も
まるで前から知ってるみたいだった。
正直手に入れたいのだが、問題がありすぎる。
「(ん”ー、けどとりあえず宇髄と
そういう関係なんだよなァ。どうすりゃいい。)」
そう、結果そこなんだ。
正直、もう手を出してしまったから
生徒だと言うことを…置いといたとしてもだ。
は宇髄の好きな女なわけで
理由はあれど肉体関係もある。
オマケに恋人でないにしろ
お互いに大切に思っているのは…明確で
昨日のの行動も何を思ってか
正直分からない部分がめちゃくちゃ強い。
けど、まあもう明らかにの作る
朝食かァ…なんてソワソワしてる時点で
もうダメだろう…どうにもならねェ…と、思う。