• テキストサイズ

君ありて幸福【鬼滅の刃/現パロ】

第11章 お前にキスがしたくなった件について。









「何か変な勘違いしてません?」










こちらを不機嫌そうに見つめながら
言う姿に確かな確証を持った。

コイツは俺が”誘ったのに乗ってこない”事を
腹立たしく思って言い訳を始めたんだろう。

ならばコチラも散々してきた
腹の探り合いでもして負かして
てめェの”つまらなさ”をしらしめるのも
俺の腹が立った気分的にもアリだろう。












「じゃあどういう意味なんだよ、言ってみろ。」










どうせこうやって優しくこっちを向かせて
こんな強引な台詞でも静かに目を見て呟けば
この手の緩い奴は好機だと自白してくるだろう。


ソコを嘲笑ったら多分心底おもしれェ顔をする。


俺の鬱憤は多分コイツとの関係性を犠牲に
すんなり解消されるだろう。

別にもうそれでいい、本当に興味が無くなった。






/ 290ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp