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君ありて幸福【鬼滅の刃/現パロ】

第10章 突撃自宅訪問でパニックな件について








「…………不死川先生?」

「もしなんかあったらすぐ言えよ。
出来ることなら助けてやっから。」

「へへっ。今日も優しいですね。
こんな無礼講アリですか?嬉しいです。」

「膝にまで乗ってんだ、もう全部今更だ。
酒まで呑ませてるし……もう良いだろォ。」


「(………え”、なにこれ可愛い。)」
「(……あ”ー。落ち着く………。)」


「…し…不死川先生…擽ったいです。」
「(あ”ー。確かに反応はガキじゃねェなァ。)」










もう今日はいい。何て思ってる俺は
確実に酔ってるんだろうが、
とりあえずこんだけ疲れさせた宇髄への
仕返しにもコレは丁度いい。










「なぁ、不死川弟…俺の気持ち分かるか?
何あれ、派手に当てつけにも程があんだろ。
俺が近づくとすげぇ嫌な顔すんの。」


「はいはい、分かりますよ。辛いですよね。
宇髄先生も色々ありますもんね。」

「普段は俺だって色々我慢してるわけ!!
お前本当に良い奴だっ!!ほら呑めっ!!」


「…これ多分直で呑むやつじゃねぇんだけど。
……わ…分かりました。呑みますから…ね?」








玄弥がはたしてあの並々注がれた
えげつない度数の酒が呑めるのかは
……知らないが俺の弟だ、多分大丈夫だろう。

遺伝子的には酒は強いはずだ。


そして膝の上のいい匂いの物体は
俺の中で落ち着く存在らしいので
引き続き酔っ払いから守ってやろうと思う。


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