第10章 突撃自宅訪問でパニックな件について
「俺はが好きなの、分かる?」
「わ、分かった、分かったからっ!!
宇髄先生……ここが何処だか分かってますか?」
「良いだろぉ、不死川は全部知ってるしぃ。
なあ、ここでしちゃう?俺、全然出来る!!」
「………………。」
「(…………多分コレ…キレたなァ。)」
「(こここ、ここで何すんだよっっ!!!)」
宇髄の嬉しそうな ここでしちゃう?に
多分限界が来たのだろう
は無言で片眉を上げて固まった。
とりあえず玄弥は相変わらず真っ赤だが
この際もう、そこは気にしないことにする。
どうせ、またすぐ赤くなるだろう。
「不死川先生、この人絞めて良いですか?
……私はもう無理です。私はもう我慢できません。」
「力は俺のが強いから派手に無理だろ!!
!!やれるもんならやってみろっ!!」
「……大きさ的に運べないからしなかったけど
絞めあげて落す事は出来るんだよ天元………。
ここに来てからは先生達にも迷惑かかると思って
殴ったりもしなかったのに……そんな事言うの?」
「あ、あれ?……待て、悪かった。
お、俺もう酔ってねぇ!!派手に酔ってねぇ!!」
我慢してたんだろうな、可哀想に。
そして宇髄は本当に馬鹿だから
俺は許可してやろうと思う。
「、ここまでよく我慢した。
俺が運んでやるから安心しろ。……やれェ。」
「………はい。」
「ぐ…ま”っ………て……。」
「大丈夫、上手な人がやると
落ちる瞬間は気持ちいらしいから。」
「(こ、こぇぇ……。)」
「(はー、大体7秒か。……上手いなァ。)」
淡々と話しながら襟首を器用に使って
絞め技を繰り出したの攻撃に
だいたい7秒位で宇髄は落ち(気絶)た。
絞め技の上手い人間だと大体5秒弱。
体格差を考えてもは相当
絞め技が上手いんだろう………。
………喧嘩したくねェな。負けかねない。