第10章 突撃自宅訪問でパニックな件について
「わ、分かった!!分かった天元っ!!!
お、お膝するから。それで大人しくしてっっ!!」
「「………お…お膝?」」
「おお!!ほらこいこい!!仕方ねぇなぁ。」
「み、見たくなかったら見ないで下さいっ!!」
多分、”奥の手”なんだろう。
収集のつかないこの状況にが
お膝をする。と伝えると宇髄は パァっ。と
嬉しそうに笑って胡座をかいて膝を叩いた。
まあ、ソコに座るのが お膝 何だろうな。
「(…がめっち不憫に見えてきたなァ。)」
「…何で宇髄先生の膝の上なんだよ。」
「こ、コレが1番大人しくしてくれるの。
玄弥、本当にごめんね。気持ち悪いとこ見せて。」
「んー、は派手に可愛いなぁ……。
本当にいい子だと思うぞ俺は。いい子だなぁ。」
「………分かった…分かりましたから…。
お願いです。人前で乳揉むの辞めてくれません?」
「当てつけで敬語使うなっ!!!」
「…当てつけって…もう。……分かったよ。
ごめんて…そんな拗ねないでよぉ………。」
「(……め、めちゃくちゃ普通に乳揉まれてる。
女の人ってこう…乳触られただけで…違うんだ。
な、何ともないんだ……うわぁ、知らなかった。)」
「(が面倒みる側なのかよ……。)」
本当に申し訳無さそうに謝りながら
宇髄をあやすは何とも不憫だ。
友達と先生の目の前で
膝に座ったまま乳をもまれるのは
流石に嫌だろうが、確かに
とりあえず宇髄は大人しくなった………。
そして玄弥にはちょっと刺激が強いだろう。
目を逸らして真っ赤になっているのだが
俺はこの状況どう処理をすれば良いんだろうか。