第10章 突撃自宅訪問でパニックな件について
「宇髄先生が呑んでるところ捕まりまし…」
「なぁ。何で先生なんてつけてんのぉ?」
「馬鹿っ!ちょっとしっかりして!…下さい。」
何とか座らして問い詰めると
はしっかりとした口調で
誤魔化そうとするのだが酔っ払った宇髄は
甘えながらひたすらちょっかいを出していて
見た瞬間に既に何となく察しては居たが
悪いのは宇髄だとはっきりと理解した。
「……え、兄ちゃんコレ……え?」
「、何となくお前が悪くないことは
よーく分かった。……ちょっとこっち来い。」
「あ”っ!!取るなよっ!!返せっ!!」
とりあえず”まとも”なに
事情を聞こうと宇髄から取り上げると
叫びながらの服を引っ張って
何とかソレを阻止しようとするがコレはダメだ。
「ま、待ってっ!!待って、服脱げるからっ!!」
「い”やだぁ!!こっちにいろよ!!!」
「力強っ!!本当に破れるっっ!!!
掴むなら腕とかにしてよっ!服は駄目っ!!」
「こっちのが派手にお得だろ!!!!」
「げ、玄弥ァァっっっ!!
このロリコン押さえとけぇっっ!!」
「え!あ、うんっ!!分かったっ!!!
分かったけど…。(お、押さえてられるかな。)」
は恐らく寝巻きなのだろう
脱げやすい緩めの長いワンピースなため
服を引っ張られて既に肩が丸見えになっている。
とりあえずこのままだと本当に脱げそうなので
玄弥を使ってを救出した俺は
一旦その場を去って廊下に出ることにした。