第9章 派手男と雌狸の過去がヤバイ件について

「私、どうしても見返してやりたくて。
天元だって私が”いい結果”にならなきゃ
”未成年助けたのに結局手を出しちゃった
ロリコンの元ヤクザ”で終わりですっ！！」

「………おい、。
気持ちは嬉しいが俺が泣きそうなの分かる？」

「………え、エグいなァ、言い方が。」









言い方はエグいが、確かに本当にそうだ。

残念ながら確かにこのままでは
”未成年助けたのに結局手を出しちゃった
ロリコンの元ヤクザ”には違いない。


つまり宇髄の過去までは
例の”美談”にしたくて完璧を続けているらしい。








「……私、本当に天元に感謝してるし。
その、出来ることは何でもやる。
天元は今はまだここでしか働けないの。
だから不死川先生。言わないで下さい。」


「まあ、経歴的にキツい仕事しかねェよな。」










の言ってることは確かにそうだし
心意気も認めるし、正直あまにも訳ありだから
俺もどうしようか悩んでること何だが……。


は宇髄のプライドとかは
考えてやらないのだろうか？

多分、流石に笑えない位にズタボロだろう。