第9章 派手男と雌狸の過去がヤバイ件について
「初めて”見かけた”のもきっかけもその店だが
も言っただろ、大騒ぎしたって…。」
「…………な、何したんだァ。」
あの宇髄がこんな顔をするんだ
その”大騒ぎ”はおおよそ半端ない大騒ぎ何だろう。
それは何なんだと、俺は質問しつつ
衝撃に備えていたらが酷く呑気な声で
俺のなけなしの防御を軽くぶち壊してくれた。
「天元、お店をダイナマイトで爆破したの。」
「い、いやぁ!!ありゃあ人生1ド派手だった!」
もうそれは大暴れではなく
ただの犯罪行為だと思うのは俺だけだろうか?
そもそも何故ダイナマイトを持っていたのか
いや、確かに宇髄は何故かたまに
芸術は爆発だといって美術室を破壊しているが
この学校だから許される……それもおかしいが…。
とりあえず外でやったら確実に駄目なやつだと
俺は思うのだが……何で目の前のは
笑っていて宇髄は突然開き直ったのか……。
「……はァ!?…ん”ん”、まてェ。
それも、それで………ん”ー、まあいい。で?」
もうツッコミ出したらキリが無いので
何とか無理矢理飲み込んで続きを急かすと
宇髄は何故か誇らしげに胸を張った。