第8章 俺は色々と悩ましい件について。
「。その、ご、ごめんな邪魔して!!」
不死川先生が居なくなって
玄弥がやっと発した言葉そんな言葉だった。
何で私の唯一の友達はこんなに可愛いんだろう。
「玄弥、さっきも言ったけど勘違いだよ。
お願いだからそんなに顔を赤くしないでおくれよ。
君の優しいお兄さんはロリコンじゃないよ。」
とりあえず肩を持って誤解を解こうとしたけど
玄弥の顔は相変わらず真っ赤で
明らかにアタフタしていてとても可愛い。
「だって、あ、あんなに顔近づけて…その…。」
何であんな”本気の力の押し合い”が
甘い事情に見えてしまったのだろうか。
本当にピュアピュアで可愛いと思う。
「…ねぇ……何で玄弥はそんなに可愛いの。
ほんとに横にいるだけで心が洗われるわ。
あんな所でおっぱじめる訳無いでしょ…。」
「ば、バカにしてんのかっ!!」
「大丈夫、不死川先生とは万に1つも
そういうの無いから安心しておくれ。」
「そ、そうなのか。わ、わかった。」
友達なんて居なくても。何て言っていたけれど
実はとっても寂しかった。
不死川先生の気持ちと優しさを考えて
必死に我慢していたけれど
本当はこんな風にまた話したかったし
また放課後のお出かけ何て出来たら
私はとっても嬉しいな。なんて思う。