• テキストサイズ

君ありて幸福【鬼滅の刃/現パロ】

第8章 俺は色々と悩ましい件について。









「まあ、冨岡先生も中々の距離感ですけどね。」

「ありゃ、馬鹿なだけだ。」








固まっている俺にまた気を使ったんだろう。

答えやすい台詞を笑顔で吐くに
今の俺はどう見えてるんだろうか。

何とも滑稽に見えるだろうに
そんな素振りは1ミリも見せない。












「ねぇ、先生。蒸しパンと野菜ジュース
全然合わないから、それ1口下さいよ。」

「…………甘いぞコレ。」

「知ってますよ、口つけないから1口下さい。
この野菜ジュース濃すぎます、本当に。」







本当に苦いのだろう助けを求める様に
俺の飲物に手を伸ばすので

自分のあまりの情けなさに
考えるの放棄しかけた俺は素直に
手元の飲み物を手渡してやった。



/ 290ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp