第1章 俺の友達が少ない件について
「ははっ!!良いな派手に明るくてっ!!
玄弥もこんくれぇ、あけすけにやってみろ!」
「俺はそういうキャラじゃ無いっすよ。」
「同士よ…諦めようぜ。
お前は次元で私は峰不二子。
恐れ戦くのも無理はねぇ。明るく行こう!!」
「…いやどう考えても峰不二子じゃねぇな。」
「そかぁ?派手にいい線いってんじゃね?」
「宇髄先生は私の心のオアシスですっ!!」
まあ、見た目もその原因の1つなんだろう。
正直峰不二子の様な色気は無いが
顔は愛嬌があってとても可愛らしい。
それこそ家の”毛玉”みたいな顔つきをしている。
それなのに強いという欲張りなギャップで
中身を知らなきゃアイドルみたいな扱いだ。
ちなみに乳も割とでかいから
憧れてる人間はそら沢山いるんだろう。
「じゃあ、お前等はコッチな。」
「「はーい。」」
そう言って段に登りやすい位置に並ばされる。
特に話すことも無く2人揃ってボーッ。と
しているとガヤガヤと全校生徒が集まってきて
体育館が人でいっぱいになった。