第2章 君といたい
それから私は鬼の首をいつものように斬る。
自分へのご褒美で、新しく開店した甘味処などを巡って行った。
蛇柱様とは一緒に甘味処には最近訪れない。
蛇柱様は柱だから、忙しくて一緒に行けていない。
それに蛇柱様は恋柱様に想いを寄せている。
だから一緒にいるのは控えている。
1人で食べるのは寂しいと思う時もある。
炭治郎くんと行こうと思うけど、恥ずかしくてなかなか言い出せない。
ある日の昼に任務から帰っている時に、蛇柱様と恋柱様を見えた。
一緒に歩いていて、何か話している。
お二人とも楽しそうだな。
ぼんやりと見ながら思った。
こっち方面に近づいて、ちょっとこれは気まずいなと思って、その場を離れる。
まだ治療中の炭治郎くんに会いに行こうと、私は蝶屋敷に足を運んだ。