第1章 iw×fk
深澤side
寝起きの悪い照も何とか起きてくれて、ベッドから降りようとする。
すると、不意に胴体に手が回され重力には逆らえず、またもやベッドに倒れ込んだ。
「ど、どうしたの…照?」
そう言っても何も言わずに俺の顔を見る照。
どうしたんだろうと思っていると、段々照の顔が近付いてきて、、、
唐突に触れ合うお互いの額。
岩「ん……熱は下がったな!」
「あ、…///」
ビックリしたじゃん!もう!
岩「どうした?顔真っ赤だけど、頭痛い…?」
「っ…///痛くないっ…!」
岩「あ、そう…?無理すんなよ?」
まさかキスされるかと思った、なんて口が裂けても言えるわけない。
俺が悶々としているなんて絶対気付いてないであろう照は、呑気に、朝ごはんどうするー?と言いながら寝室を出ていった。
しょうがなく後ろをついて行って、朝ごはんを頂いてから家へと帰った俺はこの2日間の照との思い出にまたドキドキしてしまった。