第1章 iw×fk
「あ……ふっか?」
そっか……昨日俺、このまま寝ちゃったんだっけ……。
深「ひかる…腰とか痛くない?」
「なんで?」
すると、ふっかは顔を赤らめて、
深「だって…昨日俺が我儘言って、ずっと手繋いだまま一緒にいてくれたんでしょ?」
深「ごめんね……?」
あー可愛い。
「俺はごめんねよりありがとうって言ってほしいなぁー?」
深「え、…あ、隣に居てくれてありがとぅ……///」
最後の方が照れて言えなくなってるのもまた、可愛い。
「ふふっ…どういたしまして♪」
『隣に居てくれてありがとう』か……。
俺はふと、夢で見たふっかの顔を思い出す。
『俺は…!ひかるが……隣に居てくれるだけで幸せだよ…?』
それが本当にふっかの思いなら……
俺は……
どうすればいいんだ……?