第4章 変化

　
　一族の集落では男装を徹底して行動を務めた。
　

　以前よりも、多く集落を歩き回ることが増えただろう。

　私は比較的に言葉数が増え、笑顔も自然的なモノが多くなった。

　偽りの過去を払しょくしているかのようだった。





　うちは頭領宅に住み始めて早半年が過ぎたころ。




　その日は朝から大忙しだった。



　マダラ様の弟であらせるイズナ様の容態が悪化し、峠を視野に入れなければならなかった。

　私は医療忍術を会得してはなかったが、自身のチャクラを変換して相手に流し込む疑似医療忍術の様なものは出来た。

　その方法と施せる内容をマダラ様に話せば、私と二人でそれを試すと言われた。