第3章 竈門炭治郎
「男の子なんかじゃない、男だ」
「たんじろ…んっ!」
唇と唇が重なった。
いつものことだからすぐに離れると思ってたら、舌が侵入してきた。
手首は押さえつけられたままで、抵抗しようにも炭治郎の力が強くてぴくりともしない。
「んんっ…っく…っは、はぁ、はぁ…炭治郎…」
やっと唇が離れる。
「…シてもいいか」
そこにいつもの可愛い炭治郎はいなかった。
男の人の顔をした炭治郎が私をじっと見つめている。
「…うん」
私の返事を聞いた炭治郎は私の制服のボタンを1つずつ外していく。
心臓の音がうるさすぎてどうにかなりそうだ。
全部のボタンを外されて、ブラウスを脱がされる。
炭治郎は私のブラウスを綺麗にたたむと、さっきまで談笑していたローテーブルに置いた。