第19章 数学教師 不死川実弥②
でも、その紐パンにも秘密があり、ちょうど秘部の筋に合わすようにパールがついており、少し動くだけでも秘部を刺激するものだった。
ーもうやだ!早く降りたい…
制限時間は次に反対の扉が開くまで。
だからあと8駅はある。
私は小さくため息を窓に向かって履くと、後ろに妙な人影が見えた。
私よりも大きな身長に白い髪と顔の傷。
ー実弥!
私が首を捻って後ろを振り向くと、実弥は被っていたフードを下ろし、口パクでよォと言ってきた。
私は実弥の存在を認識した途端に、下腹部が疼き始めた。
これから人のたくさんいる所で痴漢されてしまう…
「おい、耳真っ赤だなァ?」
ボソリと耳元で実弥はそう呟くと、私を覆い隠すようにして抱きしめる。