第18章 宇髄天元➕煉獄杏寿郎 ②
「あー!それだ!炭治郎かっしこ〜い!」
「そ、そうかぁ?照れるな」
炭治郎は照れた笑いを見せる。
「ありがとうね!炭治郎!」
私は立ち上がってカバンを持ち、早速図書館へと足を運んだ。
ー久しぶりだな図書館
図書館まであと数メートルといった所で私はあるものを目にした。
ー隣のクラスの山崎さん?
少し顔を赤くして下を俯きながら図書館の前にある資料室へと入っていった。
その後に宇髄先生も資料室に入っていく。
何だか胸騒ぎが止まらなくて、私は図書館へ入ると、資料室の見える窓際の席に座った。
その時、私の頭の中で、もしかしたら山崎さんも資料室でセックスを…という考えがよぎった。
ーだとしたらあの二人クソ教師じゃん…
私や山崎さん以外にもそういう子がいるのかもしれない…そう考えると胸が小さな針で刺されるように痛くなった。