第2章 歴史教師 煉獄杏寿郎
今日の晩御飯はなにかな〜とか色々考えながら倉庫まで走っていく。
「ん?」
なんとなく、今通った教室に人の気配を感じた。
私は踵を返して、爪先立ちで様子をうかがった。
ーあの黄色の頭は…煉獄先生?
煉獄先生だったとしたら冨岡先生の頼みがあるし、話しかけよう!
窓に手をかけてみると施錠がされていなかったから、入ることは可能だ。
持ち前の脚力で軽く飛んだらいけそうだ。
「煉獄先生!冨岡先生が…」
「っ…!君は…」
ーあれ、入ったらまずかったよね…
私が教室に足をついたときにはもう遅かった。
煉獄先生はイスに腰掛けて、ズボンの前をくつろがせて己のモノを出して握り、上下に動かしていた。
つまりは自慰をしていたのだ。
私でもこれは見てはいけなかったものだと分かる。