• テキストサイズ

ノゾキはダメです!!【短編集】【鬼滅の刃】

第14章 【炎柱】煉獄杏寿郎


「よくお越しくださいました、どうぞこちらへ」

背の低い可愛らしいおばあちゃんが玄関を開けてくれて、招かれるようにして家に入る。
優しい藤の香りが鼻腔をくすぐり、安堵した気持ちになった。

「鬼狩り様!お風呂を沸かしておきましょうか?」

ぴょこりと小さな顔を部屋から出させて、子供が私に尋ねる。

「お願いしようかしら」

「任せてください!」

子供は部屋から飛び出して、着物の裾を紐でとめながらどこかに走り出した。

「ささ、湯を沸かしている内に夕餉をどうぞ」

/ 525ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp