• テキストサイズ

ノゾキはダメです!!【短編集】【鬼滅の刃】

第12章 嘴平伊之助


ーー放課後

「お〜い、嘴平ぁ〜、こっち来い」

「なんだよ派手神!」

俺は嘴平の肩に腕を回し、逃げられないようにホールドする。
嘴平は嫌そうな顔をしているが、それくらいで俺は怯まない。
美術室に連れて行き、傍にあったイスに座る。

「お前…彼女いるらしいな」

「おぉ、いるぜ!沙織のことだろ?」

嘴平はケロッとした顔で渋ることなく綾川の名前を出す。

ー一応、彼女の概念はあるんだな…

「んで、なんだよ、お前にやんねーぞ」

「ははっ、俺にはド派手に3人の嫁がいるからそこは安心しろ」

「じゃあなんだよ」

嘴平は興味を無くしてきたのか、耳に小指を突っ込み始めた。

「綾川、意外と男から人気あるの知ってるか?」
/ 525ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp