• テキストサイズ

ノゾキはダメです!!【短編集】【鬼滅の刃】

第11章 伊黒小芭内


「あ!これ、見ますか?」

「それは…」

伊黒さんは嬉しそうに私からDVDを受け取る。
そのDVDはこの間、デートしているときに観てみたいと伊黒さんが言っていて、私の家にあったので持ってきたのだ。

「ホラーサスペンスだが、君は大丈夫なのか?」

「…伊黒さんが守ってくれるので大丈夫です」

私はそう言って、ぴとりと伊黒さんに寄り添ってみた。

ー『男はね!そう言って、寄り添っとけばいいんだから!』

善子の言葉を信じて、伊黒さんに寄りかかってみたが、まるで反応がない。

「あ、の…伊黒さん…」

恥ずかしくなってきて伊黒さんの顔を見上げると、伊黒さんは困った、とでもいうような雰囲気をまとって、顔に手をあてていた。

「はーっ……必ず守ると今、神に500万回は誓った」

ーこの短い間に?!

/ 525ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp