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ノゾキはダメです!!【短編集】【鬼滅の刃】
第8章 「The hole」宇髄天元
「おはよう!沙織」
「おわっ」
後ろから誰かに背中を押されて私は前向きによろめいた。
「た、炭治郎か…びっくりしたぁ」
「うん!今日の数学、あとで教えてくれないか?」
太陽のような笑顔の炭治郎の頼み事を断れる訳もなく、私は了承した。
「あ、おはよー」
「宇髄先生…!」
なんてラッキー!
私は生粋の宇髄推しだ。
朝から宇髄先生のご尊顔を見れるなんて嬉しい。
宇髄先生は風船ガムを膨らませて私たちの横を通り過ぎた。
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